生命力の強い、イネ科の植物の新芽
ケールに次いで、青汁に使われることが多いとされる、大麦若葉。一般的には丈が20〜30cmの頃、収穫された大麦のことを、大麦若葉と呼んでいるようです。
大麦若葉は、イネ科の植物。栽培の途中で新芽を何度も踏みつけることで、株分けを起こして増えるという、生命力が非常に強い植物です。この踏みつけを行なうことで、1本から5〜6本に増えた新芽をつみ取って、その成分を抽出します。これをエキスとして使い、仕上げたものが大麦若葉の青汁です。
コレステロール値を下げ、動脈硬化の予防も
もともと大麦は、大変栄養価に優れた食品です。特に食物繊維は、精白米の10倍以上の量を含んでいるといわれています。そのため若い大麦若葉の青汁を摂ると、腸内に蓄積した不要な物質を排出できます。つまり便秘を解消してくれるというわけです。
また大麦若葉は、余分なコレステロールの消化・吸収も抑えてくれます。血液中の高くなったコレステロール値を下げ、血液をサラサラにしてくれるのです。つまり大麦若葉の青汁を摂ることで、動脈硬化の予防も期待できます。
豊富なビタミンとミネラル、抗酸化物質
それでは、大麦若葉のミネラルはどうでしょう?たとえばカリウムは、ほうれん草の約18倍、カルシウムが約11倍、マグネシウムが約4倍も含まれているといいます。ほかにも大麦若葉には亜鉛や銅、マグネシウム、鉄などの成分が、入っているのです。そのため大麦若葉の青汁を摂ると、高血圧の防止や、骨や歯の強化につながります。
また大麦若葉は、ビタミンも豊富。たとえばビタミンB1は牛乳の約30倍。ビタミンB1とCは、それぞれほうれん草の約6.5倍と33倍。これを聞くだけで、いかに大葉若葉が豊富な栄養素をもつ食品なのか、わかっていただけるのではないかと思います。ビタミンやカロチンに関しては、体内の新陳代謝を高めてくれる効果があります。つまり新陳代謝が高まると、脂肪が燃焼しやすくなるため、大麦若葉はダイエットにも役立つといえるでしょう。
さらに大麦若葉は、酸化を防ぐ〈抗酸化物質〉が豊富に含まれているといいます。〈抗酸化物質〉といえば、細胞の老化を防ぎ、さまざまな生活習慣病に対して好影響を与えてくれるもの。ずっと若く、美しくいたい!という女性の夢を叶える栄養素が、どうやら大葉若葉の中には含まれているようです。まずは青汁から手軽に〈抗酸化物質〉を摂ってみてはいかがでしょう。
最後に大麦若葉が有益に働く、病気や症状をまとめておきます。これらの病気や症状をもつ方は、一度明日葉を使った青汁のよさを試してみてはいかがでしょう。
《大麦若葉が有益に働く、病気や症状》
● 糖尿病
● 肝臓病
● 健胃
● アトピー性皮膚炎
● 心臓病
● がん予防
● 高血圧
● 脳卒中